ヴェルク - IT起業の記録

受託開発と自社サービスの両立への取り組み

業務システムでカラーユニバーサルデザイン(CUD)対応した話(進め方と変更例など)

2019年5月19日から、board内で使われている色を調整し、色弱・色覚特性とも称される色覚「P型・D型」の方にも識別しやすい配色にしました。 この取り組みの経緯や実際に行ったことなどを紹介したいと思います。

受託の会社が資金調達せずに自社サービスを立ち上げて、有料導入2000社に行くまでの振り返り

2019年5月7日に boardの有料契約が2000社を突破したので、振り返りです。 boardのβを公開したのが2014年5月11日なので、β公開から約5年で2000社まで到達しました。

ヘルプの校正をtextlint・prh・CircleCIを使って自動化する

boardのヘルプは、Githubで管理し、プルリクエストを使って編集・校正を行っています。 実際に運用していて、この仕組みはとても気に入っているのですが、せっかくここまで仕組みができたので、もう一歩進めて、機械的にチェックできるところは、編集者の時…

boardのCSで大事にしているスキル

boardはβリリースから約4年ほどは、ほぼ僕が一人でサポートをやってきました。 昨年前半にCS専任のメンバーが入り、一年ほどかけてスキル移管をしつつ、徐々に体制をシフトさせていっているのですが、その過程で、boardのサポートで最も重要なスキル・大事に…

SaaSの問い合わせを減らすための改善

現在、boardはリリースしてから5年目ですが、リリースから4年ほどは、サポートはほぼ自分一人でやってきたので、「社長もサポートやっている」というより「社長しかサポートやっていない」みたいな状態だったのですが、やはりリリースから3年ほど経って、導…

ヘルプのバージョン管理・編集・デプロイの仕組みを整備した話

前々から、ヘルプのバージョン管理をしたいと思っていたのですが、なかなか手が回らず放置していたところ、フリーランスで編集者をやっていた者がCSメンバーとして入社したので、それを機に、本格的に準備を進めて、今年頭から、運用を始めてみました。

10人の会社で1万社が使うサービスを目指す

boardの現在の有料登録数は1700社なので、1万社はまだまだ遠いですが、最近よく「10人で1万社」という言い方をしています。 数値目標を立ててそれを目指してやっていくというのは苦手だし好きではなく、普段から・会社としては、みんなの賞与を出せるレベル…

8期振り返り〜自社サービスのアサイン割合が受託を超えた年

2018年11月に8期目が終わったので振り返りです。 前期は、僕の交通費の経費精算回数が1桁という、あり得ないくらいオフィスに引きこもって、ひたすら開発とサポートをやっていました。ベンチャー社長の中でトップレベルで外出しなかった自信がありますw それ…

boardの価格戦略

戦略というほどのものはないのですが、boardの価格に関する方針について書きたいと思います。

受託の会社が自社サービスをリリースして4年が経った現在地

8/19でboardの正式リリースからちょうど4年が経ちました。有料アカウントは1500社を超えたところで、会社全体の売上の4割ほどにまでに成長してきました。